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新型栄養失調が増加!食生活改善に取り入れたいパワーサラダって?

野菜、果物、たんぱく質食材を組み合わせて食べよう!

 小泉なつみ=フリーライター

「毎日野菜はたっぷり摂っているし、チアシードもココナッツオイルも使っています!」…。そんな“健康意識高い系”の人でも陥りやすいのが「新型栄養失調」。カロリーは足りているけれど、必要な栄養素が不足している状態だ。ヘルシーな食べ物を選ぶことが得意な人でも、食材の組み合わせによっては栄養が偏ってしまう可能性があるのだという。そこで注目したいのが、一皿で不足しがちな栄養素を摂取できる「パワーサラダ」だ。PETAGO主催の「パワーサラダ料理教室」でパワーサラダのメリットと新型栄養失調について聞いてきた。パワーサラダのレシピ3種とドレッシングのレシピも紹介する。

穀類中心の人やスムージー好きも、新型栄養失調の危険アリ!?

[画像のクリックで拡大表示]

 2月下旬に開催された「パワーサラダ教室」には、女性のキレイを応援する総合イベント会社PETAGOの会員である20~30代女性21名が参加した。華やかな会場をさらに盛り上げてくれたのは、数十種類にも及ぶパワーサラダ用の食材だ。

 会の冒頭、パワーサラダのメリットについて解説する管理栄養士で女子栄養大学助教の浅尾貴子さんが教えてくれたのが、現代人に増加している新型栄養失調 についてだ。

 新型栄養失調とは、カロリーは足りているけれど、必要な栄養素が不足している状態 のこと。そして 現代人が摂取を怠りがちな栄養素は、「たんぱく質・ビタミン・ミネラル」の3種類だと浅尾さんは説く。

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 「新型栄養失調はもともと、老化により肉や脂を控えた粗食になりがちな高齢者に心配されるものでした。実際70歳以上の5人に1人が新型栄養失調 といわれていますが、 最近では健康意識の高い働き世代や若い人にも増えつつ あります」(浅尾さん)

 働き盛り世代の中には、忙しさのあまりおにぎりやパンなど穀類中心の食事になりがちな人や、逆にダイエットや健康を意識してサラダやスムージーだけを摂取する人も少なくない。偏った食事により、たんぱく質、ビタミン、ミネラルといった体に不可欠な栄養素が不足してしまうという。

 サラダやスムージ―は野菜がたっぷりで、何の問題もないように思われるが、これらから摂取できるビタミン、ミネラルはそもそも体に必要なエネルギー源(たんぱく質、炭水化物、糖質)を効率的に使う役割がある。

ビタミン、ミネラル、たんぱく質が不足すると何が起きる?

 「栄養素は何かひとつだけ摂ればいいというものではなく、バランスよく摂取することでそれぞれのパワーが最大化される“相互作用”の働きがあります」と浅尾さん。

 例えば、エネルギー源であるたんぱく質などの栄養素が不足すると、筋肉量の低下を招き、基礎代謝が低下。運動をしても脂肪が燃えにくくなり、ダイエットの効果が減少したり、その他にも、抜け毛や貧血、下痢やむくみなどの症状が出る場合もある。また逆にたんぱく質、炭水化物、糖質などエネルギー源は足りていても、ビタミン、ミネラルが不足していると摂取したエネルギーを効率よく消費できず、脂肪として体内に蓄積されることになる。

 「エネルギーが体内で活用されないと、やる気が出なくなったり風邪をひきやすくなったり、血管の老化や筋力の低下にも繋がってしまう恐れがあります」(浅尾さん)

 実際、厚生労働省の栄養摂取状況調査でも、1日当たりのたんぱく質摂取量は1995年から2013年の間に約14g減少、野菜や果物も1日の目標摂取量を達成できている人は3割に満たないという結果が出ている。「たんぱく質の摂取量の平均値は1日の目標摂取量を上回っていますが、食事内容は人によって大きく異なっており、食事のコストカット(収入の低下や節約志向の行き過ぎ)、ダイエット、偏食などにより新型栄養失調になっている若年層は増えていると考えられています」(浅尾さん)。

不足しがちな栄養素が摂取できるパワーサラダとは

 新型栄養失調に陥らないようにするため、毎日の食事に1回は取り入れたいと浅尾さんがお薦めするのがパワーサラダだ。これはどんなサラダだろう。

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