フィリップス エレクトロニクス ジャパンがまとめたアンケート調査の結果によると、2人に1人以上が口臭や体臭について本人の前で触れるのはタブーと考えており、もし触れたら人間関係に溝ができてしまうと案じている。
調査は、20~60代の男女500人ずつ(合計1000人)を対象に、2016年1月27日~29日に実施した。他人に対して「気になるけれど触れられないこと」はどんなことか尋ねたところ、63.3%が「口臭がきついこと」、56.7%が「体臭がきついこと」を挙げた(図1)。
身内以外の他人に口臭がきついことを指摘したことがある人はごくわずか(6.3%)で、もし自分が身内以外の他人に口臭を指摘された場合、半数以上(54.0%)が「ショックを受ける」と答えている。
仕事先の口臭に触れられる?
男性回答者に、口臭がきついことを、仕事関係の人に対してもし触れてしまったらどうなると思うか聞くと、「関係が悪化する」(41.0%)との回答が最も多かった。約3割(32.6%)は「特に何も変わらない」と考えているものの、「相手が恥をかく」(21.4%)、「相手が落ち込む」(18.4%)、「口をきいてもらえなくなりそう」(12.8%)と、関係性が気まずくなることを心配する意見が続いた。また約8人に1人(12.0%)は「評価に影響しそう」と答えた(図2)。
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