入浴後、顔は保湿するも体や手までは行き届かず
秋・冬は乾燥によるかさかさ感、肌荒れ・しっしんを肌の悩みとして挙げる人が多い中、入浴後にほぼ毎日、顔を化粧水や乳液などで保水・保湿する人は約8割(79.9%)にのぼる。一方、ボディクリームなどで全身を保湿する人は約3人に1人(31.0%)と大幅に減り、手や爪をクリームなどで保湿する人はさらに約4人に1人(24.4%)に減少する(図3)。
入浴後の肌の状態について質問したところ、37.8%が「入浴前より潤うが、しばらくたつと入浴前より乾燥する」、23.8%が「入浴前より潤って、しばらくその状態が続く」と答えており、6割以上(61.6%)はお風呂に入る前より後の方が肌が潤って一定時間その状態が維持されると考えている(図4)。
実際には、入浴後は水分が蒸発しやすい状態のため、きちんと保湿ケアを行わなければ、入浴前より乾燥してしまう恐れがある。
また、入浴後に水やお茶などで水分補給を「ほぼ毎回行っている」という人は約6割(58.9%)で、残りの約4割(41.1%)は十分な水分補給ができていない。
