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綿棒も危険! 耳掃除中の事故に注意

動かない安定した姿勢で、耳の奥まで入れ過ぎない

 鈴木英子=ニューズフロント

 国民生活センターは、耳掃除が思わぬ事故につながることがあるとして、3月3日の「耳の日」を前に、耳掃除中の事故について注意を呼びかけた。

 国民生活センターによると、2010年度以降の約5年間に、耳掃除中に耳に危害を負ったという事故情報が、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に38件、医療機関ネットワークに140件と、計178件寄せられた。その大部分は軽傷だったものの、鼓膜に穴が開く「鼓膜穿孔(せんこう)」のように入院を要する大けがを負った事例もあった。

 耳掃除中の事故はすべての年代で発生しており、けがの程度や内容には年齢による傾向は見られない。

事故を起こした道具は?

 事故の原因となった製品は、「耳かき棒」が85件(51.8%)、「綿棒」が79件(48.2%)だった(図1、原因となった製品が不明の14件を除く)。外耳道の皮膚や鼓膜は傷つきやすく、綿棒のような柔らかく先の丸いものでも、場合によっては大きく傷つけることもある。

図1◎ 事故の原因となった製品と事故の発生状況
図1◎ 事故の原因となった製品と事故の発生状況
[画像のクリックで拡大表示]

 耳かき棒または綿棒を原因とする事故の発生状況は、「奥を突いた、奥に入れすぎた」が63件(38.4%)で最多だった。そのうち、6歳未満の子どもが自分で耳掃除をしていてけがをした事故が20件、保護者らが子どもに耳掃除をしている際に子どもが動いたためにけがをさせた事故が16件、子ども同士で耳掃除をしていてけがをした事故が3件あった。

 「耳かき棒・綿棒が折れた、部品が外れた」は41件(25.0%)を占め、そのうち21件は綿棒の綿体が外れて耳に残ったという事故だった。

 そのほか、耳掃除中に「人や物にぶつかった」という報告も16件あり、金属製の耳かきを使用中に子どもがぶつかって鼓膜に穴が開いたという事故が含まれる。

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