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東日本大震災から5年、子どもの健康への影響は?

運動不足や肥満傾向のほか、性格も変化

 鈴木英子=ニューズフロント

 運動などへの悪影響について、約3人に1人(33.4%)は「運動や身体を動かす遊び(スポーツや鬼ごっこなど)」が減ったと認識し、約5人に1人(19.3%)が「運動や身体を動かす意欲(好意度や積極性)」の低下を実感している。一方で約2人に1人(48.0%)が「身体を動かさない室内活動(テレビやマンガなど)」が増えたと答えた。

 外部環境の変化について尋ねると、3割以上が「遊びや運動を行う場所が減った」(34.3%)、「思い切り走り回れるような広い場所が減った」(30.0%)、「遊具のある公園が減った」(30.6%)とし、「運動・身体を動かす外部環境が悪化した」と感じる親は約半数(49.9%)に上った(図3)。

図3◎ 東日本大震災が運動や身体を動かす環境へ与えた影響
[画像のクリックで拡大表示]

性格の変化では「粘り強さ」が下がったという声も

 

 子どもの性格の変化について聞くと、「粘り強さ」「社交性」「行動力」はいずれも、高まったとみる親より、低下したと見る親の方が多く、特に「粘り強さ」では「減った」(12.8%)との回答が「高くなった」(5.4%)より2.4倍多かった(図4)。

図4◎ 東日本大震災が与えた子どもの性格形成への影響
[画像のクリックで拡大表示]

 子どものストレスの変化を見ると、子どもがストレスを感じていると考える親は震災直後は63.2%だったが、2〜4年後は38.1%、現在は25.9%と徐々に減少している。しかし、震災前の16.5%と比べると依然ストレスは高い。

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