どれだけわかる?「チョコレート検定」に挑戦
チョコレートは“甘い魔物”から「健康的な食べ物」へ
中西奈美=日経Gooday
チョコレートは「虫歯になる」「カロリーが高く太りやすい」といった話を聞いたことがある人は、少なくないだろう。だが、チョコレートは誰をも虜にし、身体にも悪い魔物のような存在から、最近は「健康的な食べ物」として変遷を遂げている。
「2006年ごろ、タレントの楠田枝里子さんがカカオ分の高いチョコレートを食べるといった“チョコレートダイエット”を紹介したあたりからチョコレートの健康への効果に注目が集まってきました」と話すのは、明治のマーケティング部、木原純さん。チョコレートに含まれるカカオポリフェノールの効用として、動脈硬化やアレルギー発症の予防など様々な可能性が期待されている上、近年、チョコレートが健康に与える影響についての研究が盛んになっている。
チョコレートをもっと楽しむための検定がスタート

2016年に創業100周年を迎える明治グループは今年9月に「チョコレート検定」を実施する。2009年から社員向けに行っていた「ショコラアドバイザー」という認定制度を、一般の人にも広く開放したものだ。
1回目の試験は、2016年9月19日(祝)に東京と大阪で実施予定。検定は、原料や製法、種類、歴史、健康効果など、チョコレートに関する全般的な知識を問うもので、計100問の出題のうち70%以上の正解で合格となる。最高得点の人には、明治ミルクチョコレート1年分(50g×360枚)が贈られるという(詳細はこちら)。
今回、日経Goodayのために、チョコレート検定で出題されるかもしれない問題の一部と、チョコレートに関する気になる疑問の答えを木原さんに教えてもらった。まずはさっそくクイズに挑戦してみよう。
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