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「冬の汗」は「夏の汗」より臭かった?! しっかりにおい対策を

わき毛が濃い人は特にご注意

 伊藤和弘=フリーランスライター

 清潔志向が高まる中、自分の体臭を気にする人も増えている。汗をかく機会が多い夏よりも、実は冬のほうが「におう汗」をかきやすいことをご存じだろうか。2017年1月24日、ワキガ(腋臭)や体臭対策に詳しい五味クリニック(東京都新宿区)の五味常明院長が、東京都港区で行った講演「冬の汗の方がなぜ臭う?」の内容をダイジェストでお届けしよう。

においが印象に残りやすいのはなぜ?

「他人のにおいが気になって仕事に集中できないと思ったことがある」人は約5割(©Piotr Marcinski -123rf)
「他人のにおいが気になって仕事に集中できないと思ったことがある」人は約5割(©Piotr Marcinski -123rf)

 「ある企業が約1000人のビジネスパーソンを対象に実施したアンケートによると、88.9%が『体臭』はその人の第一印象に影響すると答えたそうです。つまり、体臭はビジネスにも大きく影響するということ。最近は自分の体臭を気にする男性が増えています」と五味院長は話し始めた。

 同じ五感でも、視覚や聴覚の情報はいったん脳の視床を通ってから大脳新皮質に送られるのに対して、嗅覚は感情や記憶を司る大脳辺縁系にダイレクトに入っていく。そのため、においは記憶に残りやすく、印象が強くなるのだという。

 体臭が気になって仕事に集中できなかった経験を持つビジネスパーソンも少なくない。制汗剤を販売するシービックの調査によると、「他人のにおいが気になって仕事に集中できないと思ったことがある」人は49%、「自分のにおいが気になって仕事に集中できないと思ったことがある」人は19%に上った。

 「自分の体臭に悩むと、自己否定の心理が強くなり、自信がなくなる。これはビジネスにもマイナスになることでしょう」(五味院長)

わきの下から出る汗はにおいが強い

 汗腺には全身にある「エクリン腺」と、わきの下や陰部などに集中している「アポクリン腺」の2種類がある。エクリン腺の汗はほとんど水分でにおわないのに対し、アポクリン腺の汗はたんぱく質やミネラルなどのにおい成分を含んでいる

 アポクリン腺は毛穴にあり(下図)、わき毛が濃い人はアポクリン腺も多い。アポクリン腺から出たにおい成分はわき毛に付着し、再び汗をかくとそのにおいが空中に拡散される。そのためワキガ(腋臭)ではなくても、わき毛が濃い男性は処理している女性に比べて体臭が強くなりやすいという。

 しかも、「特に冬は、においが強くなりがちなんです」と五味院長は指摘する。

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