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新事実!トマトで善玉コレステロールが増える

トマトに含まれる「リコピン」がカギ

 塚越小枝子=フリーライター

コレステロールが気になる人はリコピンパワーを取り入れるのも一策(©Irina Tischenko 123-rf)
コレステロールが気になる人はリコピンパワーを取り入れるのも一策(©Irina Tischenko 123-rf)

 カゴメが注目したのはトマトに含まれる「リコピン」という成分。世界中のリコピン研究を検証し、リコピンに血中の善玉(HDL)コレステロールを増やす働きがあることを確認した。複数の論文から総合的に判断し、トマト由来のリコピンを1日当たり15mg、8週間以上摂取することで善玉を増やす作用が期待できると結論づけた。リコピン15mgというと、トマトの種類や大きさにもよるが市販の生食用トマト約1.8個分に相当する。

 研究の一つは、平均45.5歳の健康なイスラエル人98名を対象にしたもの。1日にトマト(トマトソース、トマトジュース、生トマト)300gを8週間継続してとったグループの摂取前と摂取後を比較したところ、血中の善玉(HDL)コレステロール濃度が15%上がっていた(※1)。

 リコピンといえば、活性酸素に対抗する抗酸化作用など、健康面での効果がこれまでも知られていたが、善玉(HDL)コレステロールを増やす働きもあることが改めて確かめられた。

トマトジュースが機能性表示食品に

 カゴメは、リコピンを多く含む食品として「カゴメトマトジュース」4品(720mlペットボトルの食塩無添加と食塩入りの2種、265gペットボトル、200ml紙容器)を機能性表示食品(※2)として2月2日に発売した(720mlの商品は、従来品に「血中コレステロールが気になる方に」という表示を付けて再デビューする形)。また、1月12日に手軽にリコピンがとれるサプリメント「リコピン コレステファイン」も機能性表示食品として通信販売限定で新発売した。

 コレステロールが気になる人は、気軽にできる新しい対策の一つとして、トマトの「リコピン」パワーを取り入れてみるのもいいだろう。

※1 Blum A.ら、Clinical and Investigative Medicine,2006
※2 科学的根拠を基に機能性を表示するものとして消費者庁に届け出た食品

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