日本生命保険(ニッセイ)は、40代・50代を中心とした契約者1万8310人を対象に実施した健康に関するインターネット調査(調査期間:2015年11月1日~30日)の結果を発表した。それによると、半数以上(55.3%)が健康のために何かしていることがあり、年齢が上がるほどその割合も増える。
健康のために意識して何か「している」と答えた割合を年代別で見ると、30代以下は男女とも5割を下回るが、40代で半数を超え、70代以上では男性が73.4%、女性が69.3%に上る(図1)。
健康のために意識して何かしている人に、具体的な内容を聞いてみると、「食事に気をつけている」(54.8%)が最も多く、「喫煙をしない」(39.1%)、「定期的に運動をしている」(36.0%)が続いた(図2)。
「食事に気をつけている」はすべての年代で半数以上を占めてトップとなった。全体で4位の「ウォーキングをしている」と5位の「規則正しい生活を送る」は年代が高いほど実践している割合が高く、70代以上でウォーキングしている割合は20代以下の約3.5倍、70代以上で規則正しい生活を送っている割合は20代以下の約1.5倍に上る。
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