ロート製薬は、「子どもの花粉症」に関する調査(調査期間:2015年11月5日~11日)の結果を発表した。それによると、花粉症の子どもの数は年々増加し、発症の低年齢化が目立つという。
調査は、0~16歳の子どもを持つ母親1589人にアンケートを実施し、その子ども2618人の症状や実態などについて集計し、分析した。
子どもが花粉症だと思うか尋ねたところ、「花粉症である」と親が実感している子どもの割合は33.4%だった。2012年に同様の調査を実施した際のその割合は25.7%で、以降、2013年は28.8%、2014年は32.7%と、右肩上がりに増加している(図1)。
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- 花粉症発症は低年齢化