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子どもの3人に1人が花粉症、進む発症の低年齢化

一戸建の方が花粉症になりやすいとの報告も

 鈴木英子=ニューズフロント

8割以上が10歳までに花粉症を発症

 親が花粉症だと実感している子どもについて、その発症年齢を聞いてみると、「3歳」(13.7%)が最も多く、「5歳」(11.4%)、「4歳」(10.4%)と続き、5歳以下が約半数(45.5%)を占めた。8割以上(82.3%)が10歳までに発症しており、過去3年の調査と比較すると、発症の低年齢化が進んでいることが分かる(図2)。

図2◎ 花粉症の発症年齢の変化(2012年~2015年)
[画像のクリックで拡大表示]

 住環境別で花粉症の子どもの割合を比較したところ、最も多かったのは「一戸建」(35.2%)、次いで「マンション・アパートの7階以上」(32.4%)だった。一戸建はアレルギーを起こしやすいとされるディーゼルエンジンの排気ガスを吸い込みやすく、マンションの高層階は花粉が舞いやすいため、花粉症を発症しやすいと推測される。

 大型トラックがよく通る環境では、花粉症の子どもの割合は33.3%で、全体で見た割合(33.4%)とほぼ変わらなかった。しかし、一戸建でなおかつ大型トラックがよく通る環境では、その割合は38.2%に上昇する。

 花粉症は、いったん発症すると自然寛解する可能性は低いと考えられているため、幼児期から花粉をできるだけ避け、屋内に花粉が侵入しないよう予防することが重要だと、小児アレルギー専門医の末廣豊先生はアドバイスしている。

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