タキイ種苗は、全国の20~69歳の男女310人を対象に、大人の野菜摂取に関する調査(調査期間:2015年12月21~22日)を実施した。その結果によると、苦手だったが大人になって食べられるようになった野菜の1位は「春菊」(14.2%)、2位は「ピーマン」(13.2%)、3位は「セロリ」(12.9%)となった。子どものころ嫌いだった理由としては、「苦み」「匂い」「クセ」を挙げる人が多かった。
“緑色の野菜”が苦手な人が多い!?
男女別で見ると、男性は1位が「ピーマン」(15.5%)、次いで「春菊」「トマト」(いずれも11.6%)が続いた。女性のトップ3は「春菊」(16.8%)、「セロリ」(15.5%)、「ししとう」(14.2%)だった(図1)。
苦手だった野菜が食べられるようになった理由を聞くと、「いつの間にか食べられるようになっていた」(47.3%)と「大人になって味覚が変化した」(46.8%)が特に多く、「子どものころより野菜が美味しくなった」(23.7%)が続いた(図2)。
野菜を食べる上で気にしていることは?
大人になってから野菜の摂取に関して特に気にしていることを尋ねると、「たくさん摂るようにしている」(33.5%)との回答が最も多かった(図3)。
年代で見ると、50代と60代は「たくさん摂る」より「野菜を使った料理の品数を多めにする」の回答割合が高い。また、20~40代は「たくさん摂る」と同じくらい「産地を気にかけている」の割合が多く、60代は他の年代より「無農薬か有機栽培かどうか」を気にしている。
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