もっとラクに“減塩”できる方法ってないの?
物足りない食事を我慢せず、減塩を長続きさせるコツとは
伊藤和弘=フリーランスライター
5. 外食でNGの食べ方は?
自分で味付けをコントロールできない外食は減塩が難しい。さらに、外食はどうしても味が濃くなる。上手に減塩するにはどうしたらいいだろう?
まず、“意外に塩分が多い食材”を知っておこう。例えば、焼き肉や中華の定食に付いてくるキムチやザーサイは要注意だ。塩辛や明太子ほど強い塩味は感じないが、ザーサイは20g(定食に出てくる程度の量)の中に2.7gも塩分を含んでいる。洋食ではイタリアンの生ハムなどが意外と多くの塩分を含む。「生ハムは2切れ30g中に塩分が1.7gあります」と松田さんは指摘する。くれぐれも食べすぎないようにしよう。