日経Gooday TOP  > 医療・予防  > トピックス  > 竹田圭吾さんを襲った膵臓がんはどんな病気?

トピックス

竹田圭吾さんを襲った膵臓がんはどんな病気?

膵臓がんの理関数、治療法、リスク要因、検査方法

元「ニューズウィーク日本版」の編集長で、テレビの情報番組のコメンテーターとしても活躍したジャーナリストの竹田圭吾さんが1月10日、膵臓がん(膵がん)のため51歳の若さで亡くなったと報道されました。竹田さんを襲った膵がんとは、一体どのような病気なのでしょうか? 日経Goodayがこれまで掲載してきた記事をベースに、膵がんの怖さや、膵がん発見のための検診の選び方について紹介します。

難治性トップのがん

 膵がんは膵臓にできるがんで、早期発見が難しいうえに、がんそのものが難治で、すべてのがんの中でも致死率がトップとなっています。

 膵臓はお腹の深部(後腹膜)にあり、胃や十二指腸、小腸、大腸、肝臓などの後ろに隠れるように位置しています。それが、がんが発生しても早期発見が難しく、進行してから見つかるケースが多い理由です。

 また、たとえ早期にがんが発見されたとしても、同じ程度で発見された場合のほかのがんと比べると、膵がんの生存率は最も低いことでも知られています。これは、膵がんはがん細胞が増殖するスピードや浸潤(がんの広がり)が速く、リンパ節やほかの臓器へも転移しやすいことが要因で、とても難治性の高いがんといえます。

⇒膵がんの初期症状や治療法について知りたい方は、「難治性トップの膵がん 切除可能なら諦めずに手術を」の記事をご覧ください。

男女比は半々、直接の原因は不明

 罹患数は緩やかに増加傾向にあり、かつては男性の方がやや多かったものの、近年では女性の罹患率が増加。2015年のがん統計予測では男女計で3万8700例で7番目に多く、男女別では半々(男性1万9400例、女性1万9300例)とされています。60歳ごろから罹患数が増加し、高齢になるほど高くなります。

 膵がんは「Kras遺伝子」という遺伝子の変異が発症に関わっていることが分かっています。しかし、直接的な原因は明らかになっていません。リスク要因としては、喫煙、肥満、高脂肪食、糖尿病や慢性膵炎、膵がんの家族歴などが挙げられます。

⇒膵がんの5年相対生存率などについて知りたい方は、「難治性トップの膵がん 切除可能なら諦めずに手術を」(4ページ目)をご覧ください)。

1/2 page

最後へ

次へ

膵炎・膵がん
キーワード一覧へ
新型コロナウイルス感染症 最新情報はこちら
  • facebookでシェア
  • Twitterにツイート

PR

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

FEATURES of THEMEテーマ別特集

テーマ別特集をもっと見る

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

PC表示

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.