「うがい」や「かぜ・インフルエンザ」にまつわる話題を発信するサイト「明治カバくんうがいラボ」は、20~40代の働く女性(既婚・子有り)414人を対象に実施したインフルエンザに対する意識調査(調査期間:2015年11月13日~15日)の結果を発表した。それによると、夫がインフルエンザにかかったとき、働くママの約4割(38%)が「夫と別居したい」と考えたことがあるという(図1)。
こうした一見ドライな心情は、自分にかぜやインフルエンザがうつって家族に迷惑をかけないため、家族にうつさないための責任感や愛情の表れとも考えられる。
子どもがかぜやインフルエンザにかかった場合、子どもとのスキンシップを減らすことがあるという回答者は34%だった。自分がかぜやインフルエンザにかかった場合は、79%が子どもとのスキンシップを減らすことがある(図2)。
自分がかぜやインフルエンザにかかったとき、家族が冷たいと感じることがあるか尋ねると、32%が「ある」と答えた(図3)。一方で、自分がかぜやインフルエンザにかかってしまうと家族に負担がかかると考えている回答者は88%にのぼる(図4)。
母親は家族からインフルエンザをうつされることが心配
家族がかぜやインフルエンザになったときの対応について聞くと、回答者の81%は子どもがかぜやインフルエンザにかかると自分にもうつるのではないかと心配し、85%は夫がかぜやインフルエンザにかかると自分にもうつるのではないかと案じている(図5)。
子どもがかぜやインフルエンザにかかった場合に、病人食などの特別な食事を用意する人は82%だった。夫がかぜやインフルエンザにかかった場合、72%が病人食などの特別な食事を用意すると答えた(図6)。
また、回答者の74%は、かぜおよびインフルエンザ対策として、子どもにうがいと手洗いの両方を実行して欲しいと望んでいるものの、現実にうがいと手洗いを徹底できている家庭は39%にとどまった。
