市販薬を多く扱う薬局やドラッグストアの棚を見ると、同じブランドの商品が複数並んでいることが少なくありません。外箱を見ると、配合成分は同じなのに、「錠剤」「細粒」「液」など、薬の形状(剤形)が違う…。自分に合った剤形はどのように選べばよいのでしょうか。
飲みやすさ、味・臭いの感じ方を基準に選ぶ

市販の内服薬に対して、「苦い」「むせる」「苦手なにおい」「子どもが飲み込めない」など、飲みにくさ(飲ませにくさ)を感じている人が少なくありません。
そのような時は、別の剤形に替えてみると、飲みやすくなることがよくあります。主な内服薬の剤形の特徴と飲み方について解説していきましょう。