日経Gooday TOP  > 医療・予防  > 薬剤師直伝! 市販薬の選び方・使い方  > タバコを止めたい、禁煙補助薬はどう選ぶ?  > 2ページ目

薬剤師直伝! 市販薬の選び方・使い方

タバコを止めたい、禁煙補助薬はどう選ぶ?

口さみしい人はガム剤、気付かれたくない人はパッチ剤を

 若林 進=一般社団法人日本医薬品情報学会 OTC情報委員会委員

2. 症状のタイプと合う成分

 市販の禁煙補助薬には、ニコチンパッチ(貼付剤)とニコチンガム(ガム剤)の2種類があります。いずれも主成分はニコチンです。貼付剤かガム剤かは、使用する状況を考慮して選びましょう

貼付剤が適する人

 ガムが苦手だったり、就業時間内にガムを噛むのが難しい場合、誰にも気付かれずに禁煙したい人は、貼付剤が適しています。市販の貼付剤は、就寝中の副作用(不眠など)を防止するため、起床後に貼り、就寝前にはがします。

ガム剤が適する人

 一方、ガム剤は、口寂しさからついタバコを吸ってしまう人や、「目覚めの一服」や「飲酒後の一服」などが習慣となっている人に向いています。通常、1日当たり4~12個から始めて、24個を超えてはいけません。禁煙に慣れてきたら(1カ月前後)、1週間ごとに1日の使用個数を1~2個ずつ減らしていき、1日の使用個数が1~2個となった段階で使用を止めます。

表1◎ 市販の禁煙補助薬に含まれる成分の特徴と注意点
種類成分 特徴や注意点製品例
ニコチンパッチニコチンニコチンを皮膚から吸収させる
1日1枚皮膚に貼り、徐々にニコチンの含有量が少ないものに切り替えていく
貼る場所は上腕部、腹部あるいは腰背部
毎日場所を変えて貼る
医療用医薬品もある
ニコレットパッチ
ニコチネルパッチ
シガノンCQ透明パッチ
ニコチンガム製剤ニコチンニコチンを口の中の粘膜から吸収させる
タバコを吸いたいと思ったとき、1回1個を30~60分間かけてかむ
使用期間は3カ月をめどとする
ニコレット
ニコチネル
次ページ
使用上の注意
新型コロナウイルス感染症 最新情報はこちら
  • facebookでシェア
  • Twitterにツイート

PR

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

FEATURES of THEMEテーマ別特集

テーマ別特集をもっと見る

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

PC表示

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.