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知ってビックリ! 健診のウソ・ホント

健診の最新結果に異常がなければ心配はいらない?

 田村知子=フリーランスエディター

基準範囲スレスレで安定する人も

 また、高めもしくは低めの数値で基準範囲を超えそうな場合でも、数年間その数値のまま変化なくほぼ安定していれば、それは自分にとっては標準的な値だと分かる。経年変化を見ていくことで、自分の体の状態の変化や傾向を知ることができるのだ。

 「一般的な職場健診では、肥満度(BMI)、血圧、脂質代謝(コレステロール関連の値)、糖代謝(血糖値など)、腎機能(尿検査関連の値)の検査項目の経年変化を見ておくといいでしょう」(山門氏)

職場健診で経年変化を確認しておきたい項目
検査内容検査項目
身体計測体重
BMI(体格指数)
血圧測定最大血圧(収縮期血圧)
最小血圧(拡張期血圧)
脂質代謝総コレステロール
LDLコレステロール
HDLコレステロール
中性脂肪
糖代謝空腹時血糖
ヘモグロビンA1c(HbA1c)
腎機能尿たんぱく

 健診の結果通知書はファイルなどで保管して、特に上記の検査項目の推移をチェックしておこう。より積極的に健康管理に取り組みたい人は、毎年の健診結果を表計算ソフトなどを利用してグラフ化しておくと、変化が目に見えて分かりやすい。一部の企業では、診断結果の毎年の数値をグラフ化して、経年変化を示しているところもあるという。

 こうした取り組みが広がれば、より分かりやすく経年変化を観察できるようになるかもしれない。

山門實(やまかど みのる)さん
三井記念病院 総合健診センター 特任顧問
山門實(やまかど みのる)さん 医学博士、人間ドック健診専門医。1972年群馬大学医学部卒業。83年三井記念病院腎センター科長、91年同健康管理科部長、94年同総合健診センター所長、02年同総合健診センター特任顧問。日本人間ドック学会副理事長をはじめ、日本高血圧学会、日本動脈硬化学会、日本抗加齢学会などの評議員を務めている。

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