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知ってビックリ! 健診のウソ・ホント

健診で高血圧でも、自宅で正常値なら心配はいらない?

 田村知子=フリーランスエディター

朝と夜で20 mmHg以上違う場合も

 夜間の血圧は昼間の10~20%低下するのが正常な血圧変動リズムである。しかし、夜間の血圧低下が少ない人や、逆に上昇する人は、脳と心臓、腎臓すべての臓器の障害と心血管病を患うリスクが高く、睡眠時間が短いとさらにそのリスクが増加する。このような点からも、良い睡眠を十分取ることはとても大切と言える。

 前述のように血圧は1日の中でも変動していて、「朝と夜で20 mmHg以上違う場合もあります」と平橋氏は話す。「ですから、健診時や家庭でのワンポイントの測定値だけをとって、自分の血圧値と考えるのは避けるべきでしょう」。血圧値の異常を指摘されたことがある人は、少なくとも朝と夜の2回は測って、自身の傾向を把握することが大切だ。

平橋淳一(ひらはし じゅんいち)さん
慶應義塾大学医学部 総合診療科 血液浄化・透析センター 講師
平橋淳一(ひらはし じゅんいち)さん 1993年慶應義塾大学医学部を卒業。総合診療科では、健康診断でいくつかの臓器にわたる異常を指摘され、受診する診療科の選択に困るケースなどで、臓器の枠にとらわれない幅広い医療を提供している。専門は、腎臓病学、自己免疫性血管炎、透析療法。日本内科学会認定内科医。総合内科専門医。日本腎臓学会腎臓専門医。日本透析医学会専門医。

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