医学の進歩によって、「がん=迫りくる死」ではなくなっています。しかし、がんと共に生きることや働くことは、日本社会ではまだまだ普通のことと思われていません。がんと共に生きるとは、働くとは実際にはどういうことなのか―。国立がん研究センター理事長の堀田知光先生に、がんと診断されたあとの受け止め方と具体的な行動をまとめていただきます。また、ご本人ががんになったタレントのピーコ(杉浦克昭)さん、ご自身の家族ががんになったドキュメンタリー映画をまとめた映画監督の砂田麻美さんの体験談をつづっていきます。
(タイトルイラスト:南 伸坊)