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「わたしも、がんでした」

がんを通じて大切なものが変わった

本人編 悩んでいるのは自分だけじゃない(9)

 杉浦 克昭(ピーコ)=ファッション評論家・シャンソン歌手・タレント

平穏な日々が幸せって、素直に思える

 今日も一日仕事ができ、楽しいことがあればなおよく、嫌なことがあってもおおかた無事に過ごせたなら、シャンパンでも飲んで、くよくよせずに寝て、また次の日がやってくる。そんな日々が幸せって素直に思える。欲望が小さくなったから、それでわたしの幸せは十分なんです。

 最後に。ほんとにこんなわたしの話で役に立ったのでしょうか? がんのつらさは私も経験しているだけに、安直なことは申し上げられません。ただ、少しでも読んでくださった方のお役に立てれば、と思ってお話しいたしました。がんは大変だし、つらい。でも、がんになったことから学べること、得られることもある。だから、前を向いて歩いてほしいんです。

国立がん研究センターがん対策情報センター編
『わたしも、がんでした。 がんと共に生きるための処方箋』 (日経BP社、2013年9月発行)より転載。


杉浦 克昭(ピーコ)さん
ファッション評論家・シャンソン歌手・タレント
杉浦 克昭(ピーコ)さん 文化服装学院研専卒業後、1980年おすぎとともに《おすぎとピーコ》としてTBS「久米宏の土曜ワイドラジオTOKYO」に出演し、デビュー。44歳で30万人にひとりという悪性腫瘍で左目を摘出する。がんをきっかけにシャンソンを始め、2004年1月にはシャンソン歌手としてCDデビューを果たす。ファッション・ジャーナリストとして服飾評論はもとより、さまざまな分野に活動の場を広げている。

『わたしも、がんでした。 がんと共に生きるための処方箋』
(国立がん研究センターがん対策情報センター編、日経BP社)好評販売中

 医学の進歩によって、「がん=迫りくる死」ではなくなっています。実はかなり多くの人が、がんと共に社会で暮らしています。しかし、がんと共に生きることや働くことは、日本社会ではまだまだ普通のことと思われていません。がんと共に生きるとは、働くとは実際にはどういうことなのか。それを知っていただくために、本書ではがんに関わる当事者の方々に語っていただきました。──「はじめに」より

>>詳しくはこちら(Amazonのページにジャンプします)

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