膵がんの治療
膵がんでは、病期や患者さんの体力などの全身状態などを考慮して治療法を検討します。
最も治療効果が高いのは外科切除(手術)です。がんが膵臓にとどまったI期やII期では外科切除となり、膵臓にとどまってはいるものの進行したIII期ではケース・バイ・ケースとなります。外科切除後は抗がん剤による補助療法を行うのが一般的です。また、近年では「ネオアジバント治療」といって、手術の前に補助的に化学療法や放射線治療を行うケースも増えています。Ⅳ期では外科切除が難しく、化学療法のあとに、放射線治療などの補助療法を行います。