2016年よりB型肝炎ワクチンが定期接種化される見通し
B型肝炎を減らすことは、国としても大きな課題です。対策はなされているのでしょうか。
小池 国民全員がワクチン接種することを「ユニバーサルワクチネーション(universal vaccination)」といいます。B型肝炎ワクチンは世界180か国以上で義務化されていて、たとえば台湾や中国では30年ほど前から始まり、どんどん肝がんの死亡者数が減っています。ようやく日本でも定期予防接種とするよう、厚生労働省が動き始め、早ければ2016年度からすべての0歳児へ3回接種を公費でまかなう方向で検討されています。
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