日経Gooday TOP  > 医療・予防  > 季節の病気を上手に防ぐ  > ノロウイルス、どうすればうつらない? うつさない?  > 3ページ目

季節の病気を上手に防ぐ

ノロウイルス、どうすればうつらない? うつさない?

正しい知識で冬の嘔吐・下痢を回避しよう

 田中美香=医療ジャーナリスト

身近な人の「もしも」に備え“七つ道具”をそろえておこう

 もし、身近な人がノロウイルスに感染し、看病することになったとしたら、いかに自分が感染しないで済むかを考えなければならない。そのためには、吐物や便を素手で片づけるなんてことは絶対に避けたい。エプロンや使い捨ての手袋・マスクをつけ、汚物に新聞紙などをかけて飛び散るのを防ぎながら拭き取ること。顔や髪に手を触れるのもご法度。床などは塩素系漂白剤で拭いてから、さらに水拭きも必要だ。下にまとめた“七つ道具”を常備しておき、うつらないよう注意して処理に当たろう。ノロウイルスは熱に弱い性質があるので、加熱処理も併せて行うことだ(下図)。

 なお、症状が落ち着いても、ノロウイルスが体の外に出たとは限らない。通常は回復から1~2週間でウイルスが排出されるが、中には40~50日、さらに相楽氏の調査によると、3カ月もウイルスが体内に残っていた例もあるという。相楽氏は、「下痢が終わったから、嘔吐が収まったからといって、ウイルスが消えたとは限りません。ノロウイルスに感染しても、症状がない人だっているのです」と語る。ウイルスを拡散させないためには、症状がないからといって油断せず、これまで触れたように、日ごろからこまめな手洗いを心掛けることが肝要だ。

  • facebookでシェア
  • Twitterにツイート

PR

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

FEATURES of THEMEテーマ別特集

テーマ別特集をもっと見る

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

PC表示

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.