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働くオンナの保健室

長引く“原因不明の不調”は甲状腺ホルモンの異常かも

更年期の症状とそっくりなので要注意!

20~30代に発症が多く、ほとんどの人に持続的な動悸や手の震えが現れる「バセドウ病」

図2◎ 若い人に発症が多い
バセドウ病は20~30代に多く、全体の半数以上を占める。しかし、40~50代も3割程度と少なくないので注意が必要だ。(データ:伊藤病院)
[画像のクリックで拡大表示]

 甲状腺ホルモンの分泌が過剰になるバセドウ病は、男女別で1:4と女性に多く、20~30代の比較的若い世代で発症が多い。新陳代謝が過度に活発化するため「じっとしていても激しい運動をしているかのような状態になる。代表的な症状は頻脈や発汗。常にエネルギーを消耗しているので、ちょっと動いただけで疲れやすい、というのも特徴」(山田院長)。渡邊医師はこれらに加え「動悸と手指の震え」も典型的な症状に挙げる。

 これらの症状は更年期や精神的な不調でも起きるが、渡邊医師は、ほかの病気との見分け方の一つに「症状の持続」を挙げる。「ほかの病気の場合は一時的だったり、たまにしか起こらないことも多いが、バセドウ病では毎日のように頻繁に起こり、それが何カ月も続く。持続する場合はバセドウ病を疑って」(渡邊医師)。

 外見上の特徴には、首の腫れのほか、目がぎょろりとする眼球突出がよく知られるが「これらが必ず起こるわけではなく、患者さん全体の3割程度。喫煙習慣のある人に多く出ることが分かっている」(山田院長)。


間違えやすい病気
心臓病、更年期障害、消化器の病気、がん、神経の病気、皮膚の病気、双極性障害(躁うつ病)、目の病気、婦人科系の病気

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