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働くオンナの保健室

月経痛が重くて動けない…それは子宮内膜症かも

鎮痛剤は一時しのぎ、頼りすぎず受診を

癒着などがない早期・軽症では、手術よりホルモン療法がお薦め

 「強い月経痛があれば、子宮内膜症を疑ったほうがいい。特に10代から重い月経痛を抱えていた人は、そのころから予備軍だった可能性が高い」と百枝部長。

 忙しいと、月経痛がつらくても病院へ行くのを後回しにして、市販の鎮痛剤でやり過ごしてしまいがち。「鎮痛剤は痛みの原因物質プロスタグランジンの生成を抑えて一時的に痛みを緩和するが、対症療法にすぎない。月経期間のうち1~2日間のむ程度なら問題ないが、3日以上のまないとつらい人は治療を受けて」と池下院長。鎮痛剤では一時しのぎにしかならず、子宮内膜症の症状の進行、悪化は止められないからだ。

 子宮内膜症の治療は、症状やライフプランによって異なる。癒着や炎症がなく、すぐに妊娠を希望しない場合は、月経痛の軽減をメーンに、ホルモン療法が行われる。ホルモンバランスを調節して、月経を軽くしたり、月経を止めることで、結果的に病気の進行に歯止めをかけ、病巣を小さくもできる。

ホルモン療法の効果
[画像のクリックで拡大表示]

 「主流は低用量ピル。子宮内膜の増殖を抑え、子宮収縮も弱める。痛みを伝える神経線維を減少させる作用もあり、月経痛はかなり軽くなる。月経困難症だけの早い段階で服用すれば、子宮内膜症の予防にもなる」と百枝部長。

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