日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > 働くオンナの保健室  > 私のもの忘れ、大丈夫?  > 2ページ
印刷

働くオンナの保健室

私のもの忘れ、大丈夫?

最近、思い出せない、覚えられないには原因があります!

 意外な原因には、てんかんもある。「発作が起こると、数分~数十分間、意識が朦朧(もうろう)となり、その間の記憶がなくなる。けいれんは伴わず、周りからは単にボーッとしているように見える」と朝田センター部長。

 また栄養不足が原因のことも。「ダイエットや摂食障害で、脳に欠かせないビタミンB12やB1、葉酸などが不足し、ボーッとしたり、記憶力が落ちたりする」(牧野医師)。ほかに更年期症状の一つとして起こったり、精神安定剤や入眠剤などの薬の不適切な使い方が原因のことも。まずは認知症リスクと、認知症でない場合の物忘れの原因チェックを。

図2◎ あなたのもの忘れはどのタイプ? チェックリスト
あなたのもの忘れはどのタイプ?
[画像のクリックで拡大表示]

タイプ別の対策&治療でもの忘れは改善する

うつタイプ:集中力や判断力が落ちる

 ぐっすり眠れない、マイナス思考、やる気が出ないなどの症状があって、もの忘れもある場合は、うつの可能性が大。「うつは心身が消耗してエネルギー不足に陥った状態。まずはしっかり寝て、食べて、充電すること。そして、悩みや愚痴を話すことも大事。うつ状態が改善すれば、もの忘れも自然とよくなる」と牧野医師。

 症状がつらいなら我慢せず、心療内科や精神科で相談を。「なるべく軽い段階で治療を始めたほうが、治りも早い」(牧野医師)。また、「うつ病は将来の認知症のリスクになることもある。しっかり治しておくことが大事」と朝田センター部長。

体の病気タイプ:甲状腺・てんかんなどが原因

 甲状腺機能低下症は女性に多く、特に40歳以降での発症が目立つ。全身の代謝が低下するため、体の症状だけでなく、もの忘れや気力の低下、しゃべり方がゆっくりになるなどの症状も。「甲状腺ホルモンを薬で補うと劇的によくなる」と牧野医師。血液検査でわかるので、心当たりのある人は、まず検査を。

 てんかんも、もの忘れの原因の一つ。「子どもの病気という印象が強いが、もの忘れを伴うタイプは40~50代以降での発症が多い」と朝田センター部長。けいれんは伴わないが、突然、意識が朦朧として無反応になる、発作の前に変なにおいがしたり、何かが見えたりする、普段の記憶力も以前に比べると多少落ちた、といった症状があったら、一度検査を。「問診と脳波検査などで診断がつく。抗てんかん薬がよく効く」と朝田センター部長。

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • つらい「肩こり」は動的ストレッチで解消!

    肩こりの原因の大半は、生活習慣。すなわち、不自然な姿勢で過ごすことや、たとえ良い姿勢であっても長時間続けてしまうことが、首や背中の筋肉を緊張させ、筋疲労を引き起こす。この記事では、肩こりに関する記事の中から重要ポイントをピックアップして、肩こりの解消方法をコンパクトに紹介していく。

  • 筋肉博士が教えるロコモ予防の下半身筋トレ

    健康寿命を延ばすためには、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動だけでなく、「筋トレ」も重要であることが最近改めて認識されている。東京大学大学院教授で“筋肉博士”こと石井直方さんは、「寝たきりにならないためには、40~50代のうちから筋肉量を増やす意識で運動することが大切」という。そこで本特集では、石井さんに聞いた、筋トレの効果と、具体的な下半身筋トレの方法を一挙に紹介する。

  • 睡眠不足は肥満や生活習慣病のリスクを高める

    近年、睡眠不足が積み重なる「睡眠負債」の怖さが取り上げられるようになり、睡眠の大切さがクローズアップされている。実際、睡眠不足や質の低下が、疲れや集中力の低下につながることを実感したことがある人も多いだろう。しかし、問題はそれだけではない。睡眠不足や質が低下すると“太りやすくなる”。さらに、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病のリスクも高まることも分かっている。そこで本特集では、睡眠と生活習慣病の関係から、実践的な睡眠改善法までを一挙に紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.