日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > 医療・予防  > 働くオンナの保健室  > 片頭痛の人のための正しい頭痛薬の使い方
印刷

働くオンナの保健室

片頭痛の人のための正しい頭痛薬の使い方

30~40代女性に多い「ズキズキ痛んで動けない!」

いわゆる“頭痛もち”の人の頭痛は「緊張型頭痛」と「片頭痛」の大きく2タイプ。このうち、片頭痛は急に激しい痛みに襲われるため、生活に支障が出やすいという特徴がある。痛みを怖がり、鎮痛薬を頻繁に服用すると薬剤の使用過多(乱用)になりやすいのも問題だ。患者は女性が圧倒的に多く、男性の3倍以上。しかも、30、40代が発症のピーク。まずはチェックリストで、自分の頭痛タイプのチェックを。

女性ホルモンの乱高下、
ストレスなどが片頭痛の引き金に

 片頭痛は多くの場合、ストレスや肩こり、寝不足といった、体調を崩すような誘因がきっかけで発症することが分かっている。月経もその一つで、女性の片頭痛患者の約半数が、月経を誘因の一つに挙げる。「月経時や排卵日は女性ホルモンのエストロゲンの血中濃度が急減する。この落差が片頭痛発症の引き金になると考えられている」と話すのは富士通クリニックの五十嵐久佳医師。

 「月経前に、多くの人がむくみや妙に甘いものが食べたくなる、あくびが出るなどの症状を訴えるが、実は片頭痛の前ぶれ症状も同じ」(五十嵐医師)。これらの症状は、脳でホルモン分泌や自律神経をつかさどる視床下部が引き起こすと考えられている。「女性ホルモンの急低下以外に、何らかの原因で心身のバランスが崩れたりすることが片頭痛の引き金になりやすい」(五十嵐医師)。

 人込みや換気の悪い場所、強い光、音、においなどが引き金になる人も多いが、人によって違う。また、母親が片頭痛の場合、子に体質が受け継がれやすい。だが、「親もそうだったし、体質だから仕方ないと我慢したり、自己流で対処してしまうのが問題。打つ手はある」と、五十嵐医師。

片頭痛の誘因は肩こりやストレス、月経も
[画像のクリックで拡大表示]

 女性の片頭痛患者539人を対象にした調査では、7割近くが「肩・首の凝り」から片頭痛が起こると回答。「精神的ストレス」や「月経」が引き金になると答えた人も半数近くにのぼる。(データ:五十嵐久佳 日本頭痛学会誌;37,61-64,2010より改変)

1/7 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 熱中症・かくれ脱水を防ぐ「水分補給」「マスク着用」のコツ

    脱水症やその一歩手前の「かくれ脱水」とはどういうもので、なぜ様々な病気につながるのか、脱水症はどんな人がなりやすく、どう予防すればいいのか。夏の今こそ知っておきたい、脱水症の怖さと対策について紹介する。さらに、夏期におけるマスク着用の注意点についても解説する。

  • かかると怖い!「膵炎」「膵がん」

    激痛に襲われる「急性膵炎」や、発見しにくく5年生存率が極めて低い「膵がん」など、膵臓の病気には厄介なものが多い。今回は、膵臓という臓器の役割や、膵臓の代表的な病気である「膵炎」「膵がん」の怖さ、早期発見のコツをまとめていく。

  • 60代以降で急増! 男を悩ませる前立腺の病気

    中高年にさしかかった男性にとって、病気が心配になる臓器の1つが「前立腺」だ。前立腺の病気のツートップ、前立腺肥大症と前立腺がんは、いずれも中高年になると急増する。前立腺肥大症は夜間頻尿などの尿トラブルの原因になり、前立腺がんは、進行が遅くおとなしいがんと思われているが、骨に転移しやすいという特徴があり、怖い一面もある。今回のテーマ別特集では、前立腺の病気の症状から、具体的な治療法までを紹介していこう。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.