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働くオンナの保健室

片頭痛の人のための正しい頭痛薬の使い方

30~40代女性に多い「ズキズキ痛んで動けない!」

 受診するほどではなく西洋薬はあまり使いたくないという人は、漢方薬を試す価値あり。「20年以上、片頭痛に悩まされていた人が、漢方だけで改善したケースも。今までの診療経験では、片頭痛の人には冷え性やむくみが多い。漢方はこうした体質を変えていくことで、頭痛を起こりにくくするようだ」(牧田院長)。痛みが起きにくくなる体質への改善が漢方の強み。なお、呉茱萸湯(ごしゅゆとう)は、頓服(とんぷく)としても使える。

漢方ならまずはこれらを試してみて

 片頭痛に対する代表的な漢方は2つ。

 「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)には片頭痛の症状を和らげるとともに、片頭痛患者に多い冷え性を改善する作用がある」(牧田院長)。一方、五苓散(ごれいさん)には「むくみをとる作用がある。片頭痛は、漢方医学的には身体に過剰な水分がたまっている状態、とする概念があり、五苓散が効く人も多い」(牧田院長)。いずれも、頭痛がないときにも継続的に服用するのがお薦め。トリプタン製剤などの西洋薬との併用もできる。

緊張型頭痛の人は、こんな点に注意

 強い痛みや吐き気を伴う片頭痛に対し、さほど強くないがジワーっと締め付けるような痛みがダラダラ続くのが緊張型頭痛の特徴。筋肉の緊張や血行不良が主原因で、背景にストレスがあることが多い。「女性は介護や子どもの独立、夫の定年退職など、40~50代以降に環境の変化によるストレスがかかりやすいため、発症しやすい傾向に」(五十嵐医師)。痛み始めたら頭痛体操などの運動や入浴で血行を促し、筋肉をほぐすようにすると早く治る。

(取材・文:渡邉真由美/イラスト:いいあい、三弓素青)

(出典:日経ヘルス2015年5月号/記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

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