歯茎が熱っぽい、触るとブヨブヨするなどの違和感はない?それは歯周病の始まりかも。歯周病は放っておくと妊娠トラブルや生活習慣病の悪化にもつながる。しかし初期なら「ホームケア」で自分で治せる。歯茎に違和感を覚えたら、まずは歯科医院を受診し、チェックとセルフケアの指導を受けよう。
口臭が強くなったと感じたら対策を!
歯磨き後に洗口液などで口をすすぐと、一時的に口臭を軽くする効果がある。ただし、歯周病が原因の口臭は、歯周病を治すことが一番の解決策。
口だけの問題じゃなかった歯周病は全身トラブルの原因にも!
口臭…歯周ポケット内で増殖した菌が原因の1つ。歯周ポケットが深くなり、膿が出るまでになると口臭はますますひどくなる。
骨粗しょう症…骨粗しょう症で骨密度が低下すると、歯を支える骨の破壊も進み、歯周病の進行が早くなる。
糖尿病や脳梗塞(こうそく)…歯周病が重症になると血糖コントロールが悪くなる、動脈硬化を進めて脳梗塞が起こりやすくなるなど生活習慣病との関連が深い。歯周病が改善すると血糖コントロールが好転するとの報告も。
妊娠トラブル…歯周病の炎症によって出る物質が陣痛を促す物質の分泌を誘発し、早産リスクが高まる。