女性では乳房、大腸に次いで罹患数の多い胃がん。その大きなリスク要因が、胃粘膜に感染し、炎症を起こすピロリ菌だ。乳幼児期に感染し、多くは無症状。簡単な検査で調べられ、早期の除菌で、胃がん予防だけでなく胃潰瘍や胃炎の予防・改善も可能だ。

![]() | 胃がんの原因になるピロリ菌、次のことが当てはまる人は検査を考えて |
幼少期、井戸水を飲んだことがある
祖父母に預けられ、面倒を見てもらっていた
両親がピロリ菌に感染していた
健診などで胃炎を指摘されたことがある
痛み止めの薬をよくのむ
幼少期に、唾液から感染することが多い。ピロリ菌に感染していると鎮痛薬による胃潰瘍のリスクも高まる。
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