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働くオンナの保健室

たまって苦しいお腹のガス、原因は空気の飲み込みやストレス、冷え

すぐに役立つ「ガス抜き対策法」も紹介

 どんな人が空気を飲み込みやすいのか。早食いなどでも飲み込む量は増えるが、東北大学病院心療内科の福土審教授は、「不安が強く、ストレスを感じやすい人は、無意識のうちにたくさんの空気を飲み込む傾向がある。このような人の中には、便秘や下痢を繰り返す『過敏性腸症候群(IBS)』の人も少なくない」と話す。

ストレスで腹痛やガス…過敏性腸症候群かも
 急に腹痛に襲われたり、下痢や便秘を繰り返したり…。こんな症状に悩む人は過敏性腸症候群(IBS)かも。「ストレスや胃腸炎の感染をきっかけに発症することが多い。腸自体が敏感になっているので、ちょっとしたストレスでも腹痛や便通異常が起こる。ガスがたまって苦しいと訴える人も少なくない」と福土教授。突然、お腹が痛くなったりするので、通勤電車に乗るのが苦痛になるなど、生活にも支障をきたす。精神的にも不安や抑うつが強くなりやすい。つらい症状が続く場合は我慢せず、心療内科などで受診を。

 冷え症で胃腸が弱い人もガスが増えやすいという。「お腹が冷えて腸がスムーズに動かないため、ガスがたまりやすくなる」と漢方に詳しい吉祥寺東方医院顧問の三浦於菟医師。通常、腸はかなりの速さで動いているが、それを意識することはない。ところが、冷えのために蠕動(ぜんどう)運動がゆっくりになると、逆に腸の動きを自覚することがあるという。「お腹の張りと一緒に『腸がモコモコ動く』などと訴える患者さんも少なくない」(三浦医師)。

 一方、便秘のときなどは腸内に滞留した便からガスが発生する。また、ちょっと意外だが、便秘にいいはずの食物繊維がガスの原因になることも。「食物繊維の種類によっては人に合う、合わないがあり、なかには腸内発酵が盛んになりすぎてガスが増えることもある」と大毛教授。

 なお、腸内ガスの成分の99%は無臭だという。「呑気症の人に多い窒素は無臭。におうのは残りの1%で、腸内細菌による発酵の結果、発生する。代表的なのは硫化水素やインドールなどで、これらが多いかどうかでおならのにおいが決まる」(大毛教授)。

 このほか、長時間座ったままだったり、体を締め付ける衣類を着ていたりすると、腸を圧迫してガスがたまることに。さて、あなたのガスの原因は? 下図でチェックしてみて。

図1◎ お腹にガスがたまる原因のチェックリスト
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