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誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

冬の乾燥期に悩まされる肌のかゆみを何とかしたい!

体の洗い過ぎをやめると治ることも多い

 荒川直樹=科学ライター

膝や肘のかゆみはアレルギーが影響していることも

 なお、冬のかゆみの症状で気を付けたいのは、原因が乾燥以外にもある場合だ。菊池院長は、乾燥肌によるかゆみは、脚ならすねの前方、腕なら外側に現れる傾向にあるという。それに対して、ひざの裏、ひじの内側にできるようであれば、アレルギーが関与しているケースもあると指摘する。

 例えば、メントールなど刺激成分が入ったシャンプーやボディーウォッシュなどに対して肌が過敏になっている場合、こうした成分はしわの寄りやすいひざの裏、ひじの内側に残るとかぶれを起こす。また、洗濯後に衣服に残った洗剤や柔軟剤などが皮膚にかゆみを起こすこともある。こうしたときは、シャンプーや柔軟剤を変えたり、洗濯のすすぎ回数を増やしたりすれば、解決できることが多い。

 こうした生活改善で症状が改善しないのであれば、皮膚科医に相談しよう。「当初は単なる乾燥肌でも、かゆいからといって掻き続けていると、小さなポツポツがしだいに丸くコインのように広がり、貨幣状湿疹と呼ばれる治りにくい湿疹になることも多い。ここまで悪化してしまうと、ステロイド外用薬を使わざるを得ない。また、「夜、かゆくて眠れない」「寝ている間に掻きむしってしまう」などの場合は、就寝前に抗ヒスタミン薬を服用する方法もある」(菊池院長)。

 頑固な「かゆみ」は精神的ストレスの原因にもなり、仕事の効率を低下させたり、生活の質(QOL)を低下させることも多い。決して侮らず、早め早めの対処が必要だ。

(次回は、パワハラに関するお悩みに答えます)

菊池新(きくち あらた)さん
医学博士、菊池皮膚科医院 理事長
菊池新(きくち あらた)さん 1962年、東京生まれ。87年、慶應義塾大学医学部を卒業。95年、慶應義塾大学医学部皮膚科診療科医長。96年、アメリカ国立衛生研究所(National Institute of Health)へ留学。98年、菊池皮膚科医院を開設。『そのアトピー、専門医が治してみせましょう』(文春文庫)、『Dr.菊池の金属アレルギー診察室』(東京堂出版)、『なぜ皮膚はかゆくなるのか』(PHP新書)などの著書がある。

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