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誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

いつ受診すべき? 悩ましきED治療デビュー

まだ大丈夫! でも不安。なにより男のプライドが…

 荒川直樹=科学ライター

ED改善は全身の健康度アップに役立つ

 EDと診断されれば、「バイアグラ」「シアリス」「レビトラ」といったED改善薬による治療の対象となる。ただ堀江教授は、「ED問題を、中高年男性が自分の健康を見直す機会にもしてほしい」と話す。EDはいわば生活習慣病のサイン。検査してみると、肥満、血糖値上昇、高血圧、喫煙習慣などが放置されていることが多い。主治医と相談しながら生活改善に取り組むことで、EDが改善するケースも多くある。

 また最近知られるようになったLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)、いわゆる男性更年期障害のサインの1つとして、「セックスが楽しくない、性交の欲求が起きない」が挙げられている。放置しておくと「うつ病」と類似した精神症状を来すこともある。堀江教授は、「最近の研究では、ED治療薬が精巣機能を改善する可能性があることも明らかになっている」と話す。EDになっても恥ずかしがらず、早め早めに専門家に相談することが大切だ

(次回は、中高年男性を襲う下痢など胃腸関連のお悩みについて紹介する予定です)

堀江重郎(ほりえ しげお)さん
順天堂大学医学部附属・順天堂医院泌尿器外科 教授
堀江重郎(ほりえ しげお)さん 1985年、東京大学医学部を卒業。東大病院勤務後、米国テキサス州で医師免許取得。2003年に帝京大学医学部泌尿器科学・主任教授に就任。12年から順天堂大学医学部泌尿器外科学・教授。日本泌尿器科学会指導医。日本抗加齢医学会副理事長。一般向けの著書に『ヤル気がでる! 最強の男性医療』(文藝春秋)、『ササッとわかる男性機能の不安に答える本』(講談社)などがある。

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