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誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

いつ受診すべき? 悩ましきED治療デビュー

まだ大丈夫! でも不安。なにより男のプライドが…

 荒川直樹=科学ライター

EDかどうかは「国際勃起機能スコア」などで診断

 結論からいえばOKだ。堀江教授は「勃起の持続など機能に基づく診断基準はあるが、最も重要なことは、本人およびパートナーの満足度といえる」と話す。一般に、日本人の夫婦は、子供がある程度成長してしまうと、セックスをマストと考えなくなる傾向がある。それに対して、西欧社会ではセックスが無いことは離婚の重要な原因となる。

 夫婦それぞれで温度差はあるが、いくつになってもセックスは夫婦の絆を強めるコミュニケーション手段。もし、勃起力の低下がもたらす不安によりセックスを楽しく感じられなかったり、夫婦のコミュニケーションを損ねているとしたら、気軽に専門家に相談してほしい。

 心配なのは、病院でどのような診察が行われるのかということ。しかし、いきなり外来の診療室でパンツを脱がされ「さあ勃起してみてください」なんて言われることはない。その代わりに行われるのがIIEF(国際勃起機能スコア)による診断。現在では、地域の診療所を含め多くの医療機関で採用している問診票だ。「勃起してそれを維持する自信はどの程度ありましたか」、「どれぐらいの頻度で性交に満足できましたか」など、5つの項目について5段階で評価。IIEFの満点は25点。21点以下で「EDが疑われる」とされる。

 筆者の知人で、40~50代の男性5人にやってみてもらったところ、「幸い」というか「残念ながら」というか、3人は21点以下となり、「うーん、懐の深いプログラムだ」とつぶやいた。なお、IIEFに基づく自己診断プログラムは、製薬企業などがWebサイトで公開している。「ED セルフチェック」「ED 診断基準」といったキーワードで検索すれば、すぐに試してみることができる。こっそりと調べてみてもらいたい。

 なお病院では、このIIEFに勃起の硬さ指標(EHS:下図)などを組み合わせて総合的に診断する。

「その硬さ」どのくらい? 勃起の硬さ指標(EHS)
EHSは米国で開発された自己診断指標。グレード1~3の状態なら専門家による治療での改善が見込まれる。

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