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誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

年寄り臭く見えるシミやイボ、数千円の液体窒素治療も選択肢に

放置すれば皮膚がんになるケースも、でき始めのケアが大切!

 荒川直樹=科学ライター

50、60歳になっても紫外線対策を

 レーザー治療や凍結療法で取り去ったシミやイボは、治療後のケアも大切だ。菊池院長は「せっかくきれいに取れても、その後に強い紫外線を浴びれば、再びシミとなるケースもある。治療を行った場所は日焼け止め(サンスクリーン剤)などでしっかり防御しよう」と話す。また、シミやイボは次々と出てくるもの、「50、60歳を過ぎて、今さらケアしても」と諦めるのではなく、いくつになっても紫外線対策を怠らないようにしたい。

 なお、顔にできるトラブルはシミ以外にも、ソバカス、各種あざ、母斑(ぼはん)などがある。これらはレーザーや凍結療法では治療効果が得られにくいので、皮膚科でよく相談して欲しい。

 また、ゴルファーや釣り人など、強い日光を長期間浴び続けていた人で注意したいのは、「日光角化症」という病気だ。シミやイボと似ているが、これは有棘(ゆうきょく)細胞がんという、皮膚がんのごく早期の病変と考えられる。がんに移行する前に治療することが重要なので、50代を過ぎて「紅くまだら状のシミ」「黄味がかった“かさぶた”のついたシミ」など異常なシミを見つけたら早めに皮膚科に相談したい。

シミとイボが混在する、かなり傷んだ高齢者の顔面。こういう皮膚から日光角化症が出やすい。
[画像のクリックで拡大表示]

 男の「見た目」を左右するシミやイボ。早め早めに対処することが「若々しく元気な中高年」であり続けるために重要だ。

菊池新(きくち あらた)さん
医学博士、菊池皮膚科医院 理事長
菊池新(きくち あらた)さん 1962年、東京生まれ。87年、慶應義塾大学医学部を卒業。95年、慶應義塾大学医学部皮膚科診療科医長。96年、アメリカ国立衛生研究所(National Institute of Health)へ留学。98年、菊池皮膚科医院を開設。『そのアトピー、専門医が治してみせましょう』(文春文庫)、『Dr.菊池の金属アレルギー診察室』(東京堂出版)、『なぜ皮膚はかゆくなるのか』(PHP新書)などの著書がある。

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