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誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

年寄り臭く見えるシミやイボ、数千円の液体窒素治療も選択肢に

放置すれば皮膚がんになるケースも、でき始めのケアが大切!

 荒川直樹=科学ライター

レーザーや凍結療法でシミ・イボを消す

 シミやイボを完全に取り去りたいという人には、レーザー治療や液体窒素による凍結療法などがある。よく知られたレーザー治療は、シミの表面の組織をレーザーによって焼いてしまうというもの。ただし、シミの場合は健康保険では病気とは認められていないので自由診療となり、医療機関ごとに費用も大きく異なる。数十万円かかるケースもある。事前によく医師と相談して施術を受けることが大切だ。

 それに対してイボを取る治療は健康保険が使える。菊池院長は「イボは、細胞の異常増殖が見られる良性腫瘍で、引っ掛かって出血したり、まれではあるが、がんになったりすることもある」と説明している。

 例えば、皮膚科などで行われている治療の一つが液体窒素による凍結療法だ。これはマイナス196度にも達する低温の液体を綿棒にしみ込ませ、イボを急激に冷やすことで表面に低温やけどを起こし、組織を壊死させるというものだ。

 菊池院長は「液体窒素で壊死させた部分を絆創膏などで保護し、刺激しないようにすると、やがてその部分がかさぶたのようになる」と話す。そして10日ほどしてかさぶたをきれいにはがすと、その下にはピンク色の皮膚が現れる。ちょうど火傷が治った跡のような皮膚で、イボの盛り上がった褐色の皮膚と置き換わることになる。

液体窒素による治療でイボが除去された跡
液体窒素でイボを除去する治療を行った。治療1週間後のかさぶたの状態(青で囲った部位)と、イボが取れた後のピンク色の状態(赤で囲った部位)を確認できる。
[画像のクリックで拡大表示]

 こうした凍結療法の治療費だが、1回に10個ほどのイボを治療した場合でも、患者の自己負担は4000円前後だという。なお、シミとイボは連続的なものであるとお伝えしたが、うっすら盛り上がったシミが、シミなのかイボなのか分からない場合は、皮膚科でよく相談して治療を受けるといいだろう。

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