日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > 誰にも言えない…オトコのお悩み相談室  > 年寄り臭く見えるシミやイボ、数千円の液体窒素治療も選択肢に  > 3ページ目
印刷

誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

年寄り臭く見えるシミやイボ、数千円の液体窒素治療も選択肢に

放置すれば皮膚がんになるケースも、でき始めのケアが大切!

 荒川直樹=科学ライター

レーザーや凍結療法でシミ・イボを消す

 シミやイボを完全に取り去りたいという人には、レーザー治療や液体窒素による凍結療法などがある。よく知られたレーザー治療は、シミの表面の組織をレーザーによって焼いてしまうというもの。ただし、シミの場合は健康保険では病気とは認められていないので自由診療となり、医療機関ごとに費用も大きく異なる。数十万円かかるケースもある。事前によく医師と相談して施術を受けることが大切だ。

 それに対してイボを取る治療は健康保険が使える。菊池院長は「イボは、細胞の異常増殖が見られる良性腫瘍で、引っ掛かって出血したり、まれではあるが、がんになったりすることもある」と説明している。

 例えば、皮膚科などで行われている治療の一つが液体窒素による凍結療法だ。これはマイナス196度にも達する低温の液体を綿棒にしみ込ませ、イボを急激に冷やすことで表面に低温やけどを起こし、組織を壊死させるというものだ。

 菊池院長は「液体窒素で壊死させた部分を絆創膏などで保護し、刺激しないようにすると、やがてその部分がかさぶたのようになる」と話す。そして10日ほどしてかさぶたをきれいにはがすと、その下にはピンク色の皮膚が現れる。ちょうど火傷が治った跡のような皮膚で、イボの盛り上がった褐色の皮膚と置き換わることになる。

液体窒素による治療でイボが除去された跡
液体窒素でイボを除去する治療を行った。治療1週間後のかさぶたの状態(青で囲った部位)と、イボが取れた後のピンク色の状態(赤で囲った部位)を確認できる。
[画像のクリックで拡大表示]

 こうした凍結療法の治療費だが、1回に10個ほどのイボを治療した場合でも、患者の自己負担は4000円前後だという。なお、シミとイボは連続的なものであるとお伝えしたが、うっすら盛り上がったシミが、シミなのかイボなのか分からない場合は、皮膚科でよく相談して治療を受けるといいだろう。

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 変形性膝関節症のつらい痛みを改善する運動とは?

    年を取ると多くの人が感じる「膝の痛み」。その原因で最もよくあるケースが「変形性膝関節症」だ。膝が痛いと外出がおっくうになり、体を動かす機会が減るため、そのまま何もしないとますます足腰が衰えてしまう。だが実は、変形性膝関節症の痛みをとり、関節の動きを改善するために有効なのが、膝への負担を抑えた「運動」なのだ。ここでは、膝の痛みが起きる仕組みから、改善するための運動のやり方までをまとめよう。

  • 始めよう筋トレ 最低限やりたいエクササイズと食生活のポイント

    筋トレはできるだけ若いうちに始めることに大きなメリットがあるといわれる。それはなぜなのか。また、どんな筋肉をどのように鍛えるのが効果的なのか。高齢になってもしっかりした足腰でいるために今のうちから最低限やっておきたい筋肉エクササイズ、食生活の注意点などを知り、今年こそ「筋トレ習慣」を身に付けよう。

  • 第3波を乗り切るためのコロナ対策

    新型コロナウイルスの新規感染者が再び急増し、日本は今、流行の第3波を迎えている。今後さらに気温と湿度が下がると、ウイルスの生存により適した条件が整うようになる。これ以上の流行拡大を防ぐためには、1人1人が感染予防策を改めて見直し、感染リスクの高い行動を避けて生活することが不可欠だ。第3波を乗り切るためのコロナ対策を、もう一度まとめた。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.