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誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

いびきが原因で夫婦別寝室は悲しい…

睡眠時無呼吸でなければ、運動、節酒、姿勢改善も有効

 荒川直樹=科学ライター

気道が狭くなる原因は多種多様

 いびき対策のためには「なぜいびきが起きるのか」を知る必要がある。池田主任教授は「いびきは、さまざまな原因で気道、つまり呼吸の通り道が狭くなると起こる」と話す。例えば、仰向けの状態で深い眠りになると、舌、軟口蓋(なんこうがい)など口の中の筋肉が緩んで下がってくる(舌根・軟口蓋沈下)。それで気道が狭くなり、息を吸うときなどに振動していびきの音となる。

 ただ、いびきの原因はそれだけでない。池田主任教授は「肥満や扁桃肥大により、口の奥(咽頭部)が狭くなる。あご(下顎)が小さいために、舌の付け根部分の気道が狭くなる。アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)などによる慢性的な鼻づまりがある、といったこともいびきの原因になる」と話す。

のどの閉塞がいびきの原因
[画像のクリックで拡大表示]
いびきは、さまざまな原因で気道、つまり呼吸の通り道が狭くなることで起こる。

 このようにいびきの原因は多種多様だ。いびきの治療に積極的な耳鼻咽喉科医は、原因を探ることから始めるわけだが、医療機関を受診する前に心得ておきたいことがある。

 それはSASの兆候がないことの確認だ。池田主任教授は「家族や友人などに相談し、無呼吸の有無を確認してもらうといい」と話す。もし、睡眠中に呼吸が止まる症状が多く認められた場合は、入院による終夜ポリグラフ検査などSASの診断ができる医療機関を受診し、必要に応じた治療を受けてほしい。

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