日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > 誰にも言えない…オトコのお悩み相談室  > ヒゲ剃りで出血、腫れ物が…カミソリ負けを防ぐ方法は?  > 2ページ目
印刷

誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

ヒゲ剃りで出血、腫れ物が…カミソリ負けを防ぐ方法は?

皮膚の損傷を最小限にするカミソリの選び方、剃り方

 荒川直樹=科学ライター

カミソリ負けの症状は3タイプ

 菊池院長は「一言で“カミソリ負け”と言っても、その症状は“肌荒れ”という言葉と同じぐらい漠然としている」と話すが、分類すると3タイプに分けられると言う。

タイプ1:主に皮膚バリアが損傷

 軽度のカミソリ負けのほとんどがこの段階で、ヒゲ剃りによって皮膚バリアが損傷された状態だ。ヒリヒリとした刺激を感じやすく、アルコールの入った化粧水などを付けると刺すような痛みを感じることもある。ヒゲ剃り後の、肌の赤味がなかなか取れないこともある。

 菊池院長は「カミソリ負けの初期段階と言ってもいい。とくに冬など空気が乾燥した環境では、皮膚の潤いがなくなり角質が毛羽立つために、カミソリを当てることではぎ取られやすい」と話す。

タイプ2:ニキビ(ざ瘡)、吹き出物が出る

 タイプ1の症状が進むと、バリアの損傷された皮膚の毛のう(毛穴の奥で毛根を包んでいる場所)に細菌が入りこみ、ニキビ、吹き出物など「毛瘡」(もうそう)と呼ばれるプツプツとした腫れ物ができる。多くは、ニキビと同じアクネ菌によるものだが、黄色ブドウ球菌などが感染すると「おでき」のように腫れてしまうことも。このカミソリ負けは、毎日のヒゲ剃りによって悪化しがちなため治りにくい。

プツプツとした腫れ物ができたカミソリ負け
プツプツとした腫れ物ができたカミソリ負け
[画像のクリックで拡大表示]

タイプ3:その他のカミソリ負け

 皮膚のバリアが損傷されることで、アレルギーによる発赤(はっせき:炎症により充血して赤くなった状態)、かぶれなどの皮膚症状が起こることもある。カミソリの刃にも使われるニッケル、コバルト、クロムなどの金属によるアレルギーや、洗顔せっけん、髭剃り用フォーム、アフターシェーブローションによるアレルギー性皮膚炎などがある。

アレルギー性の皮膚症状を伴うカミソリ負け
アレルギー性の皮膚症状を伴うカミソリ負け
[画像のクリックで拡大表示]
日経グッデイ初割春割キャンペーン2022

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 放置すると命を脅かす「高血圧」 140未満でも油断禁物

    収縮期血圧(上の血圧)が基準値の140より低くても130以上であれば「高値血圧」と言い、生活改善が望まれる。そこで本記事では、なぜ血圧を下げる必要があるのかや、手軽で効果的な「血圧リセット術」について紹介する。今年こそ、高血圧を改善しよう。

  • 健康長寿の生命線! 放置は禁物 「腎臓」の異常値

    生命維持に欠かせないさまざまな機能を担っている腎臓は、よほど悪くならない限り悲鳴を上げない「沈黙の臓器」でもある。本記事では、大切な腎機能が失われる前に、異常値にどう対処すればいいか、腎臓を守るためにはどのような生活習慣に気を付けていけばいいかについて解説する。

  • 加齢で進む胃の不調 機能性ディスペプシアと逆流性食道炎の原因と対策

    加齢により胃の機能が衰えると、さまざまな不調が起きる。ピロリ菌の除菌が進んで胃がんや胃潰瘍が減ってきた今、胃の病気の主役は、胃もたれや胃痛の症状を招く「機能性ディスペプシア」と、胸やけやげっぷが起きる「逆流性食道炎」の2つに移行しつつある。なぜ機能性ディスペプシアと逆流性食道炎は起きるのか、どのような治療が必要なのか、セルフケアで改善・予防できるのか。このテーマ別特集では、胃の不調の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設 日経Gooday初割キャンペーン2022

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.