日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > 誰にも言えない…オトコのお悩み相談室  > 不妊に悩む妻、実は原因はオレにあるのかも…  > 2ページ目
印刷

誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

不妊に悩む妻、実は原因はオレにあるのかも…

男性の積極的な不妊治療が女性の体を守る

 荒川直樹=科学ライター

病院で精液検査を受けるのが第一歩

 男性不妊の原因には、そもそも性行為が成立しない勃起障害(ED)、精巣で作られた精子が精液になる途中に原因があるもの(精路閉塞など)、遺伝的な要因(染色体異常)などさまざまだが、実は最も多いのは「原因が分からないまま、精巣で精子を作る機能が低下していること」だという。

 だから通常に性行為を行っているのに、なかなか子供ができないという場合、まずは精液検査を受けることが大切だ。精液検査は精液を分析し、「精子量」「精子濃度」「総精子数」「運動率」「正常形態率」「総運動精子数」などを調べる。

WHOによる精液検査の正常値(射精1回当たり)
■精液量1.5mL以上
■精子濃度1500万/mL以上
■総精子数3900万以上
■運動率40%以上
■正常形態率4%以上(奇形率96%未満)
■総運動精子数(総精子数×運動率)1560万以上

 この検査は精液を提出するだけだが、永尾センター長は「医療機関によっては自宅で採取した精液を持ち込む場合もあるが、本来は病院で採精(精液を提出すること)して欲しい」と話す。これは時間経過、温度変化、紫外線などの影響で、精子の運動率が正確に測定できないため。採取してから検査までの時間は30分後から1時間の間がよいとされる。

 医療機関で検査の予約をしたら、検査日から逆算して3日の禁欲期間(射精しない期間)が必要だ。「病院じゃ緊張して、量が足りなかったりしないか」という心配は無用だ。例えば、東邦大学リプロダクションセンターのホームページによると、ソファーの用意された個室が用意され、「性的刺激としてのビデオを見ることができ、グラビア本の持参も可能」とあるので、安心して受診することができそうだ。

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 「中途覚醒が多く寝た気がしない」 中高年の睡眠の悩み解消術

    「睡眠の途中で何度も目を覚まし、眠った気がしない」「早朝に目覚めてしまい、その後なかなか寝付けない」――。歳をとるにつれ、そんな「中途覚醒」「早朝覚醒」に悩まされるようになったという人も多いだろう。なぜ中途覚醒は起きるのか。中途覚醒を解消して、若い頃のような「熟睡」を手に入れることはできるのか。このテーマ別特集では、中途覚醒の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

  • 強い足腰を維持するための「骨」の強化法

    健康長寿の大敵となる「骨の脆弱化」を予防するには、若いうちから「骨を強くする生活習慣」を取り入れていくことが大切だ。このテーマ別特集では、骨が弱くなるメカニズムや危険因子、骨を強く保つための生活習慣のポイントなどについて解説していく。

  • もの忘れと認知症の関係は? 認知症リスクを下げる生活のポイント

    年を取っても認知症にはならず、脳も元気なまま一生を終えたいと誰もが思うもの。しかし、「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」といった“もの忘れ”は、中高年になると誰もが経験する。⾃分は周りと比べて、もの忘れがひどいのでは? ひょっとして認知症が始まったのか? と不安になる人も多い。このテーマ別特集では、もの忘れの原因や、将来の認知症にどうつながるのか、認知症を予防するにはどうすればいいのかについて、一挙にまとめて紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.