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誰にも言えない…オトコのお悩み相談室

軽視できない頑固な鼻詰まり、副鼻腔炎の恐れも

市販薬の使い過ぎによる症状の悪化に要注意

 荒川直樹=科学ライター

頭痛や顔面の重苦しさをもたらす副鼻腔炎

 そして、強い鼻詰まりをもたらす病気の代表として知られるのが慢性副鼻腔炎蓄膿[ちくのう]症)だ。まさか自分が副鼻腔炎とは思わない人も多いが、国内の患者数は100万~200万人ともいわれる。その鼻詰まりは、副鼻腔炎の始まりかもしれない。

 では、副鼻腔炎とはどんな病気か。頬や、鼻筋から額にかけて手で触ったとき、硬い骨があるのを感じるが、その骨のなかにある空洞が副鼻腔(下の図参照)。そこに細菌が感染して発症する。副鼻腔のなかに膿(うみ)が溜まるため、嫌なにおいを感じる。慢性化すると、副鼻腔から鼻腔に通じる穴の周囲に大きなポリープ(鼻たけ)ができて鼻腔を塞ぎ、頑固な鼻詰まりをもたらす。重い副鼻腔炎になると、においをまったく感じなくなって食事を楽しめなくなったり、顔面に重苦しさを感じたり、関連痛としての頭痛が生じることもある。

鼻の骨のなかにある空洞が副鼻腔
頬や、鼻筋から額にかけて手で触ったとき、硬い骨があるのを感じるが、その骨のなかにある空洞が副鼻腔。前頭洞(ぜんとうどう)、蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)、篩骨洞(しこつどう)、上顎洞(じょうがくどう)から構成される。重い副鼻腔炎になると、においをまったく感じなくなって食事を楽しめなくなったり、顔面に重苦しさを感じたり、頭痛が生じることもある。

 鼻詰まりで困ったら、まずは副鼻腔炎がないかどうかを確認したい。池田教授は「診断は、内視鏡やCTスキャンで行える。軽度であればマクロライドという抗生物質を、通常の半量で2カ月間服用することで改善することも多い」と話す。症状が重い場合は、手術治療でポリープや膿を取り除くことになるが、最近では患者の負担の小さな内視鏡による手術が進歩している。

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