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おとなのカラダゼミナール

かさぶた…傷の治りに欠かせないのに、かゆくてはがしたくなるのはなぜ?

実はなくても困らない?

 伊藤和弘=フリーランスライター

かゆくなったら「塗り薬で保湿」か「ふやかして少し削る」

 しかし、そのどうでもいいはずのかゆみが問題だ。せっかく治りかけているのに、つい、新たに出血するようなはがし方をしてしまいがちだ。これって、やっぱりマズイですよね、先生?

 「そうですね。通常の傷であれば、皮膚が再生するまでに1週間から10日くらいかかる。その前にかさぶたを乱暴にはがすと、傷口が乾燥して回復が遅れます。せっかく再生した皮膚まではがれて、傷跡が残ってしまうことも少なくありません」と小川さんは注意を促す。

 当たり前ではあるが、治りきっていない1週間以内の傷は、くれぐれも乱暴に扱ってはいけない。「傷が乾燥するとかさぶたが厚くなり、皮膚を刺激してかゆくなるので、塗り薬などで保湿するといいでしょう」(小川さん)

 ただし、絶対にはがしてはダメ、と神経質になることもない。「必要以上にかさぶたが厚くなるのも良くない。かゆみが強いなど、はがしたくなったときはお湯に浸し、柔らかくしてから少しずつ削るといいでしょう」と小川さんはアドバイスする。

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