日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > おとなのカラダゼミナール  > 大人になっても身長は伸びるの?  > 4ページ
印刷

おとなのカラダゼミナール

大人になっても身長は伸びるの?

背骨のクッション「椎間板」が1日の間に伸び縮みする

 北村 昌陽=科学・医療ジャーナリスト

背骨の健康を保つには姿勢をこまめに変える

 では、椎間板の負担を減らすには、なるべく横になっているのがいいのだろうか?

 「いえ、全く圧力をかけないのも問題です。椎間板は、圧力の変化で膨らんだり縮んだりしながら、内部の水分を循環させているのです」(下出氏)

 実は、椎間板には血管が通っていない。内部の組織に酸素や栄養を届けるには、血流以外の方法で、水分を巡らせる必要がある。その大役を担っているのが髄核。膨張と収縮に伴ってポンプのように水を吸ったり吐いたりして、循環させているのだ。

 「ずっと横になっていると髄核が伸び縮みしないので、循環が悪くなります」と下出氏は言う。こうなると酸素と栄養の供給が滞り、椎間板の老化が一層進んでしまう。

 「健康な椎間板を保つには、圧力を適度に変化させる必要があるのです。それには、同じ姿勢を続けないこと」と下出氏。体をこまめに動かし、椎間板に圧力をかけては休め、伸縮させる。これが、背骨の健康を保つ秘訣だ。

下出真法(しもで まさのり)さん
千葉・柏リハビリテーション学院学院長。NTT東日本関東病院脊椎・脊髄病センター長。
下出真法(しもで まさのり)さん 1947年生まれ。73年東京大学医学部卒業。東京女子医科大学整形外科講師、社会保険中央総合病院(現東京山手メディカルセンター)整形外科部長などを歴任。

先頭へ

前へ

4/4 page

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 歩くだけではダメ? 失敗しない運動習慣の作り方

    「ひと駅前で降りて歩く」「テレビを見ながら軽い筋トレをする」…これをもって「運動習慣がある」と思っている人は意外と多い。しかし、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは「強度の低い運動、筋肉がつかないような運動は、いくら続けても十分な成果が得られません」と断言する。では、健康診断で引っかかった数値を改善したり、カロリーを消費して減量したり、病気を予防するといった目的を達成するためには、どのような運動をすればいいのだろうか?

  • 認知症のリスクを下げる食事のポイントは?

    近年の研究から、認知症リスクは生活習慣によって大きく変わることが分かってきた。中でも重要なのが食生活だ。米国の最新食事法をきちんと実践した人は、認知症の発症リスクが最大53%低かったという驚きの結果も出ている。では、具体的にどのような食生活にすればいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、最新研究に基づいた「認知症を遠ざける食事」のポイントを紹介しよう。

  • 宴会で「尿酸値・血糖値・中性脂肪」を上げない賢い飲み方

    年末年始や年度の変わり目など、宴会が増える季節に、楽しくお酒を飲みながらふと頭をよぎるのが、「体重の増加」と「気になる検査値への影響」ではないだろうか。暴飲暴食が続くとさまざまな検査値に影響が及ぶ。今回は、働き盛りの世代に身近な「尿酸値」「血糖値」「中性脂肪」を上げないための、宴会での上手な飲み方・食べ方のコツをまとめた。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

人生100年時代プロジェクト

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.