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おとなのカラダゼミナール

気圧の変化で体調を崩す人がいるのはなぜ?

“気象病”から逃れるための5つのコツとは…

 伊藤和弘=フリーランスライター

運動ではウオーキングや水泳がオススメ

【4】首のストレッチ

 首の骨の横には椎骨動脈があり、これが内耳の動脈につながっている。したがって、「首の筋肉をゆるめて血行を良くすると、内耳のリンパ液の循環も良くなり、頭痛やめまいといった症状が抑えられる」と佐藤さん。

 首を上、下、左、右に傾け、それぞれ10秒ずつくらいキープして首の筋肉をじっくり伸ばす。頭に手を添えるとやりやすいが、ぐいぐい押すと首を痛めやすいのであまり力を入れないようにしよう。特に寝る前に行うといい。

【5】運動をする

 運動の習慣を持つと、自律神経のバランスが整いやすい。特にウォーキングや水泳など、負荷が少なく、長時間続けられる有酸素運動が効果的だ。心肺機能のアップや血圧が下がることに加え、ストレスの解消作用もある。

 「最近、気象病の人は増えているように思う」と佐藤さんは話す。

 「現代人は常に空調の利いた快適な環境で生活していることで、気温や気圧に対する耐性が弱くなっているのではないでしょうか。冷暖房に頼りすぎると、自律神経の働きも悪くなる。なるべく自然な環境で生活することで自律神経が整えば、体質も改善され、気圧に対する耐性も上がってくるような気がします」

佐藤純(さとう じゅん)さん
名古屋大学大学院 教授
佐藤純(さとう じゅん)さん 1958年生まれ。東海大学医学部卒業。米ノースカロライナ大留学、名古屋大学環境医学研究所助手を経て、99年同助教授に就任。2013年より現職。05年、愛知医科大学痛みセンターで日本初の「天気痛外来」を開設。16年6月より名古屋「栄KENハートクリニック」でも診療を開始する.日本疼痛学会理事。日本運動器疼痛学会理事。近著に『天気痛を治せば頭痛、めまい、ストレスがなくなる!』(扶桑社)がある。

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