日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > おとなのカラダゼミナール  > 目が疲れると充血するのはどうして?
印刷

おとなのカラダゼミナール

目が疲れると充血するのはどうして?

疲れ目では済まないケースに要注意

 北村 昌陽=科学・医療ジャーナリスト

聞きたかったけど、聞けなかった…。知ってるようで、知らなかった…。日常的な生活シーンにある「カラダの反応・仕組み」に関する謎について、真面目にかつ楽しく解説する連載コラム。酒席のうんちくネタに使うもよし、子どもからの素朴な質問に備えるもよし。人生の極上の“からだ知恵録”をお届けしよう。

白眼が充血しているのは何かの病気?(©cheng cai-123RF)
白眼が充血しているのは何かの病気?(©cheng cai-123RF)

 ふと鏡に目を向けた時、白眼が真っ赤に充血していて驚いたことはないだろうか。顔を近づけてのぞき込むと、白眼の中をうねうね走る赤い血管が浮かんで見えたりして、さらにギョッとすることも。出血? 何かの病気?! などと心配になる人もいるかもしれない。

 「白眼が赤くなるのは、多くの場合、結膜充血。なんらかの原因で結膜の中の血管が太くなった状態です」。こう話すのは、日本医科大学大学院眼科教授の高橋浩氏だ。今回は高橋さんのガイドで、充血のしくみをひもといていこう。

人間の目の仕組み
人間の目の仕組み
[画像のクリックで拡大表示]
白眼が赤くなるのは、なんらかの原因で結膜の中の血管が太くなったから。結膜とは、白眼の表面を覆う膜のことだ。

 「結膜」とは、白眼の表面を覆う膜のこと。まぶたの奥で折り返し、まぶたの裏側につながっている。

 結膜の中には無数の血管が走っている。細い血管なので普段は見えないが、目が疲れたときなどには、血流量を増やして疲労回復を進めるべく、血管が太くなる。すると、白眼の中の血管が、肉眼でもくっきり見えるようになる。これが結膜充血だ。

 なるほど。血管の太さって、そんなに変化するものなのか。

 「血管が太くなる原因は、疲れ目以外にもあります。病気のサインのこともあるので注意が必要です」(高橋氏)

1/3 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 健康長寿の生命線! 放置は禁物 「腎臓」の異常値NEW

    生命維持に欠かせないさまざまな機能を担っている腎臓は、よほど悪くならない限り悲鳴を上げない「沈黙の臓器」でもある。本記事では、大切な腎機能が失われる前に、異常値にどう対処すればいいか、腎臓を守るためにはどのような生活習慣に気を付けていけばいいかについて解説する。

  • 加齢で進む胃の不調 機能性ディスペプシアと逆流性食道炎の原因と対策

    加齢により胃の機能が衰えると、さまざまな不調が起きる。ピロリ菌の除菌が進んで胃がんや胃潰瘍が減ってきた今、胃の病気の主役は、胃もたれや胃痛の症状を招く「機能性ディスペプシア」と、胸やけやげっぷが起きる「逆流性食道炎」の2つに移行しつつある。なぜ機能性ディスペプシアと逆流性食道炎は起きるのか、どのような治療が必要なのか、セルフケアで改善・予防できるのか。このテーマ別特集では、胃の不調の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

  • 「中途覚醒が多く寝た気がしない」 中高年の睡眠の悩み解消術

    「睡眠の途中で何度も目を覚まし、眠った気がしない」「早朝に目覚めてしまい、その後なかなか寝付けない」――。歳をとるにつれ、そんな「中途覚醒」「早朝覚醒」に悩まされるようになったという人も多いだろう。なぜ中途覚醒は起きるのか。中途覚醒を解消して、若い頃のような「熟睡」を手に入れることはできるのか。このテーマ別特集では、中途覚醒の原因と、それを解消するための対策を一挙紹介していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.