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おとなのカラダゼミナール

おしっこの色はなぜ黄色いの?

色、頻度、臭い、泡立ちから健康状態が分かる

 北村 昌陽=科学・医療ジャーナリスト

 「ヘムはまず、脾臓の中でビリルビンに変換され、血中に出てきます。ビリルビンは黄色です」

 おっ、ここで色が変わった。それがおしっこになるのですか?

 「いやいや、ビリルビンは肝臓に運ばれて、さらに化学変換されたあと、腸の中へ捨てられるのです」

 腸に入ったビリルビンは、腸内細菌の働きでウロビリノーゲン、さらにステルコビリンという成分へと変化する。このステルコビリンが茶褐色。つまり、便の色だ。

 でも、おしっこは?

 「腸内のウロビリノーゲンの一部は、血液中に再吸収されます。これが腎臓を通って尿に出てきて、あの黄色になるのです」

 なるほど。ずいぶんいろいろなところを通っているものだ。老廃物を捨てるのも、大変なことなんだな。

赤血球が分解されて尿や便に色を付ける
[画像のクリックで拡大表示]
血液中に含まれる赤血球は脾臓、肝臓で分解されたあと、腸の中へ捨てられ、おしっこを黄色に、うんちを茶色にする。
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