足の血行を良くして安眠につなげる「足首まわし」
靴を履いて暮らしている現代人は、なかなか足の指を意識することがない。放っておくと、足の指はどんどん動かなくなっていく。例えばあなたは、足の指をスムーズに握ったり広げたりすることはできるだろうか?
「足の指の衰えは歩行能力に直結します。動きが悪くなると歩ける年数がそれだけ短くなり、早くから寝たきりになってしまうんです」と仲野院長は指摘する。実は足の指の衰えの予防をしつつ、寝付きも良くしてくれるストレッチがある。足の指や足首に刺激を与え、血行を良くすることで足が温かくなる。それが体熱の放出を促し、体温が下がることで安眠につながるわけだ。
「足の指が衰えていると、痛くて手の指が入らない人も珍しくありません。手の指を入れることで、足の指のツボを刺激する効果もあります」と仲野院長。最初は痛くて指が入らなくても、毎日やっていれば少しずつ柔らかくなっていく。
足の指の動きが良くなると、「巻き爪や水虫の予防効果もあります」と仲野院長はいう。
まずは、ここまで紹介した3つのストレッチを試してみてほしい。
