4時間と7時間睡眠、どっちが太る?
眠りと肥満、その意外な関係の真実に迫る!
古谷暢基=健康・美容・医療ジャーナリスト/プロデューサー
ダイエットの方法、考え方には諸説ありますが、この連載では、健康・美容・医療ジャーナリスト/プロデューサーであり、日本ダイエット健康協会代表理事として『「食べる」だけダイエット』(マガジンハウス)などの著書もある古谷暢基さんに、ダイエットに関する最新の考え方、ノウハウを紹介していただきます。
前回に続いて、今回も睡眠とダイエットについて。
眠りと肥満、ちょっと考えると何の関わりもなさそうですが、前回、成長ホルモンの章で学んだように、健康・美容に密接に繋がっています。例えば、睡眠時間が少ない方が活動時間も長く、エネルギー消費量も多いので痩せるような気がします。しかし、実際はどうなのでしょうか?
ということで、今回は睡眠時間とダイエットについて、最新の研究データを見ながら学んでみましょう。
まずは、次の問題について、お考えください。
【問題】アメリカの大学生、約1万8000人を対象に行った実験において、次のそれぞれの睡眠時間において、肥満になる確率が高かった順に並べ替えなさい。
(A)4時間
(B)7時間
(C)6時間
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