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ダイエットにいいのはどっち?

ダイエット体質を目指すなら、筋トレ? 有酸素運動?

食べても太りにくい体質になるための運動法

即効性があるのは有酸素運動、効果が長続きするのは筋トレ

筋トレ
“太りにくい身体”になるために有効なのは筋トレ。(©-123rf)

 “太りにくい身体”を作るうえでポイントとなるのは、「(1)血流、(2)体温、(3)筋肉、(4)姿勢、(5)自律神経」の5つ。この中で、身体活動により積極的にアプローチをかけるものは(3)筋肉となります。

 筋肉はご存知の通り、(1)血流やエネルギー代謝が活発で、(2)体温を高める体組織です。 つまり筋肉が活性化している、あるいは筋量が多いといったことは、全身の血流や体温を高めることにつながります。

 筋肉が多い、あるいは活性化している場合は、日常生活で同じ身体活動をしても、参加する筋肉量が多くなります。例えば、立ったまま身体をひねる、という単純動作でも、筋量が多い人は影響する筋繊維の数が増えることは、容易に想像がつくでしょう。これは単純に、同じ動作での使用するエネルギー消費量が増えるということです。

 (4)姿勢にも、この筋肉が関係します。お判りの通り、力を抜いて背もたれにダランと寄りかかりながら椅子に座っている場合と、同じく背筋を伸ばして座っている場合では、明らかに全身の筋肉への負担が違うことが分かると思います。一日の大半の時間に影響する姿勢の身体への負荷は当然、エネルギー消費量、血流、体温にも大きく影響し、そして根本的に身体のモード(エネルギーの消費/貯蓄)を握る(5)自律神経のバランスにも影響していきます。

 このように、「(活性化されている)筋肉量が(適度に)多い体質」の人は同じ生活をしていても一つ一つの動作量の積み重ねで消費カロリーも格段に増え、さらに筋肉が多く使われるので血流と体温も上がり、自律神経のスムーズな切り替わりを助け、さらに痩せ体質になっていきます。つまり、「筋肉をなるべく使う生活パターン」を実現すれば、多少食べ過ぎたり、特別な身体活動をしなくてもラクラクな“ダイエット体質”が完成するのです。もっとも、筋トレには皮下脂肪を落とすという面での「即効性」はありませんので、短期間で体重を落としたい人は、有酸素運動を併せて行う必要があります。

※記事中に出てくる問題は、日本ダイエット健康協会が実施している「ダイエット検定」より紹介しています。
古谷暢基(ふるや まさき)さん
健康・美容・医療ジャーナリスト/プロデューサー
古谷暢基(ふるや まさき)さん 本や雑誌の著者、講演、講師などとして活動する一方、同時にルーシーダットンの代表取締役として、数々の健康・美容ビジネスを仕掛ける。日本ダイエット健康協会代表理事、和ハーブ協会理事長。ダイエット・予防医学のスタンダード知識を発信する検定・資格「ダイエット検定」の受験者数は1万人を突破。著書に『「食べる」だけダイエット』(マガジンハウス)など。
日経ウーマンオンライン2013年10月23日付け記事からの転載です。

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